【堤防釣り】基本の持ち物

陸地から手軽に釣るときの、基本をまとめています。
釣りには必須の持ち物や、あるとうれしいものがあります。それぞれご紹介していきます。

重要度高めの持ち物

・竿、リール、仕掛け
何はなくともまずはこれです。お目当ての魚用の釣り道具を用意しましょう。各魚の仕掛けや釣り方は別記事ご参照ください。

あと仕掛けについてはできる限り予備も持っていきましょう。普通あんまり仕掛けロストしないような釣り方(ウキ釣り、胴付きなど)でもやらかすことはあります。

・クーラーボックス&氷
天然冷蔵庫みたいな季節はなくてもなんとかなるかもしれませんが、どちらにせよ入れ物はほしいです。せっかく釣った魚ですから、おいしく食べられる状態で持ち帰りたいですよね。

あんまり安物のクーラーだと真夏に遠出すると氷が保たなかったりします。そこそこ保冷力の強いものをオススメしたいところです。リールなどと違ってキャンプBBQでも使用できますので、倉庫の肥やしにはなりにくいかと思います。

・エサ(ルアーではない場合)
そりゃそうだという話ですが、わたしは特にパック入りのエビとか小魚などの冷蔵庫や冷凍庫に入れっぱなしになっているエサは持っていくの忘れがちです。

・タモ網
大物が掛かった際にはこれがないと魚を揚げることができなくなってしまいます。どんな釣りでも意外な大物が掛かるケースというのはあります。無理をすると糸が切れる、竿が折れるなどいろいろ問題が出てしまうので、できるだけ持っていくようにしましょう。

・水汲みバケツ
手を洗う、魚を一時的に生きたまま保管する、魚の血抜きをする、釣り場を汚してしまったら洗い流す、と用途がいろいろあります。特に釣り場をきれいにして帰るのはマナーの一つですので、必須アイテムです。

ダイソーの500円フタ付きバケツがとてもオススメ、なんなら釣り具屋に売っているものより優秀です。

・小物類
針外しやプライヤー、糸を切断する手段(ハサミなど)、魚掴み(毒魚、ぬめり対策)、血抜きの手段(ナイフなど)

ナイフかハサミが一つあれば一応なんとかなります。対象魚によってはどれもなくてもいけます(アジとかキスみたいな氷締めしちゃうサイズの魚)が、魚掴みくらいはほしいかなという印象・・・

釣り場や環境によってあると便利なもの

・仕掛け入れ
針やら天秤やらを全部まとめて入れておく入れ物です。いろいろな釣りをするようになればなるほど、だんだん重量級になりがちです。現地で急に違う釣りがしたくなるケースというのはよくあります。

その場でパッと仕掛けを変えるのは慣れも必要にはなるのですが、そもそも仕掛けがなければどうしようもありません。いろんな仕掛けを持って動けるようにまとめておくと良いでしょう。

・キャリー
移動距離が長くなるケースや、船を利用しないと行けない場所などでは、必須に近いです。荷物をひとまとめにして体への負担を減らすため、キャリーは早めに用意しておいたほうが良いでしょう。

車が横づけできるような場所では不要ですが、堤防内をちょっと歩く程度でも全部かついで移動するのとは大きく違います。

・竿立て
置き竿をする場合にはあると重宝します。堤防に直接置いていると竿やリールなどに傷が付きやすいことと、竿が寝ていると当たりが分かりにくいです。また、竿立てには水汲みバケツを掛けることができ、ある程度の重量を確保できるため竿を持っていかれることをある程度防げます。

・エアーポンプ(ブクブク)
一時的に魚を活かしたまま置いておきたい場合、これがあるとないとでは生存している時間に大きな差が出てきます。キープしている魚、一気にクーラーに移したいからしばらくバケツに入れておきたいときなど、とりあえずバケツに突っ込んでおくと便利です。生命力の強い魚ならそのまま家まで活かしたまま持ち帰ることも。

・スカリ
魚を活かしたまま置いておく手段その2です。こちらは要するにロープのついた網で、ロープを堤防のどこかに固定して網に魚を入れ、海に投げ入れておくことで魚が弱りにくいという代物です。

上記エアーポンプでは酸素は供給できても水質汚染はどうしようもなかったり、陸にある水は海と違って水温が高くなったり低くなったりして、結果魚は死んでしまいます。それらを解決して魚を活かし続けるのがこちら。多少かさばるので荷物にはなりますが、便利だと思います。

・椅子
ずっと立っていると疲れますので、持っていくと釣りが楽になります。私の場合はクーラーボックスに座ってしまうので大抵持って行っていませんが、クーラーではちょっとやりにくい場所があるのも確かです。なるべく小型の折り畳み椅子を持っておくと重宝するかもしれません。

・バッカン
中に荷物を入れて持ち運びつつ、現地ではエサを展開して使うバケツのようなものです。冷凍オキアミや粉系の集魚剤などを使用する釣りでは大抵これを持っていきます。いわゆる丸いプラバケツみたいなものでも代用可能です。

フタ付きのバッカンであれば行きはエサを中に入れて持ち運び、帰りは濡れた用具を中にぶち込んで持ち帰るという使い方もできます。

・ライフジャケット
念のため身に着けておくと安心です。特に寒い時期などは、仮に海に落ちるとおそらく寒すぎてすぐ体が動かなくなると思います。そんな時に安定して浮いていられるというのは大きく、生存率に直結するでしょう。

その他個人的にあると安心なもの等

・虫よけ、蚊取り線香
堤防って思ってる以上に虫が多いです。ハエもさることながら蚊やブヨなどもたくさん寄ってきます。通常は虫よけスプレーでもなんとか耐えられるケースが多いと思いますが、場所によってはそれでは済まない場合もあります。そんな時に蚊取り線香は頼りになります。

臭いだけどうにもなりませんが、刺されるよりマシですし、いうても外ですのである程度距離離れるともう臭いも分からず、よほど密集していなければ周りの迷惑になることはないでしょう。

・日焼け止め、帽子、サングラス、タオル
個人的に絶対必須なのがこれらです。釣りを趣味にしておいてなんなのですが、日焼けはできる限りしないのが良いです。

釣り中は手があまり綺麗でないこともあり日焼け止めの塗り直しも憚られますが、長時間の釣りを行う場合はどこかのタイミングで塗り直しすることを推奨します。また紫外線は目にも影響があります、特に水面からの照り返しなどは結構きつい光ですので、サングラスもするようにしましょう。

・飲み物食べ物、塩タブレット
特に夏場は多めに水分を持っていきましょう。飲み物を水にする場合、塩分を補う手段を用意しておきましょう。そもそもポカリスエットなどを買っていくのがお手軽です。わたしは余った水を手洗いなどに使ってしまうので、ミネラルウォーターを選択することが多いので塩タブレットをよく持っていきます。食べ物はご自由に、空腹でフラフラとかしない程度に用意していきましょう。

・簡易トイレ、下痢止め、ウェットティッシュ
釣り場のトイレ事情はよくありません。大抵はただの堤防で釣りしているわけですので、よくてコンビニまで移動して借りるくらい。場所によっては本当にどうしようもないので、一応持っておくと安心セットです。私の場合はそもそもトイレが怪しい場所で釣りする場合はあまり物をお腹に入れていかないようにしています。

・日傘、手持ち扇風機、ほっかいろ
それぞれ夏と冬に。ちょっと休憩しようと思った時など、夏場なら日傘刺して扇風機の風で涼むと結構元気になります。大抵の堤防は逃げ場なんてありませんので、涼む手段を持っておくと熱中症対策にもなります。

・簡易テント
荷物になるので行く先によります。ある程度以上広さのある堤防で、一日中などの長時間釣りをする場合はあると幸せになります。日よけにもなりますし風よけにもなります。荷物にしぶきが掛かるのを防いだり紫外線による劣化も防いでくれます。

・雑巾、そのまま捨てて良いタオルなど
釣りをしていると様々な理由で手が汚れます。水汲みバケツの水で洗うわけですが、落ちにくい汚れで合ったり、すぐ乾いてほしかったりするときに手を拭きたいケースが結構あります。そんな時に釣行後そのままゴミにしてしまって良い布があると大変便利です。

・雨具
釣り中に雨が降ると、逃げ場がない場合が多いです。コンパクトにたためるレインウェアを常に忍ばせておいたほうが良いと思っています。

・ビニール袋
数枚持っていきましょう。どうしても仕掛けが入っていたビニールはじめ、ゴミが出ます。まとめておかないと風で飛んだりいろいろして釣り場を汚してしまうことにもなりかねません。また大きな袋も持っていくと便利です。こちらは雨が降ったときに道具を丸ごと包んで防御するためのものです。私はプラごみ用の45リットル袋をいつも持っていっています。

・ジップロック
中に魚を入れたり、電子機器を入れたり、上記ゴミ袋の代わりにしたり。何かと便利なので4,5枚もっていくことを推奨します。

・ライト類
夜釣りはもちろんですが、朝も暗いうちから仕掛けを作り出すことが多いのでライトは必要です。ヘッドライトも便利ですが、私は主に三脚+充電式のライトを取り付けて使用しています。

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