【釣行記録】2023/08/12【大野漁港】

釣行記録

今回は夕方から夜にかけて大野漁港での釣行へ行ってきたので記録。一人で動く時は近くで短時間でちょいとだけ釣るのがお好き。

当日の天気は晴れ、台風が近づいているためやや風は強い予報が続いていたが、何故かこの日だけは夕方頃の風がほとんどない予報となっていた。満潮が16:42、干潮が22:08とあまりタイミングがいいとは言えないが、17時半くらいに現着しておけば夕マズメは悪くない状態で釣りできる想定だったため突撃してきた。

諸事情で少し遅れて18時頃に到着、予報に反して4m/sくらいの風はありそうだった。釣座をどこにするか様子見にウロウロ、本当は河口部で釣りたかったのだが人が多かったのでウッとなって逃げだした。

この大野漁港は河川が流れ込んでおり、一見河口の汽水域で釣りがしやすそうに見えるのだが、実は河口に仕掛けを投げ込める場所が一か所しかないのでそこに人が群がりがち。もともと比較的人気の釣り場なので、あまりベストポジションでやれるとは思わないほうがよさそうだ。

しかも夜釣りにも人気のあるポイントであるため、陽が落ちても極端には人が減らない可能性がある。諦めて北側の波止場で釣ることにしたのだが、行ってみるとこちらも結構な人数が・・・。

入れないこともない程度の絶妙な感覚で並んでいたがこちら側は明らかにファミリーフィッシングが多く、陽が落ちたら確実に帰宅する組が多かったため少し待ち。

結局18時半過ぎになってしまったがようやく場所を確保して準備をする。今回はぶっこみアナゴ釣り&ウキ五目釣りの2本立てとした。

今回のお目当てはアナゴ。釣果が結構報告されており、河口部では過去私もアナゴを釣ったことがあるため居ることは居るはずの釣り場である。ただ北側波止場がどうなのかは分からない、調べると記録としての釣果はあるようだ。

さくさくとぶっこみ仕掛けを作成していると、陽が落ちてきた。仕掛けを作ってふと左右を見ると、あっという間に釣り人が視界からいなくなってしまった。ファミリーが大半を占めていたのでこんなものかと思ったが、南の河口部狙いのほうは遠目にもまだまだ人が居るようだった。こっちに来て正解のような、釣れないから人がいないのではないかとも思えるような。

実際場所待ちの間にしばらく観察していた感じだと、小指サイズのハゼがたまーに上がっている程度にしか見えなかった。夕マズメは満潮から1~2時間後くらいなのでタイミングとしてはかなりいい日のはずなのに。

誰もいなくなったのでやりたい放題で右に左に距離も変えつつ仕掛けを投げ入れていった。しかしアタリがまったくないのにエサだけ取られているので何かしら小さい魚がいるのだろう。ハゼだろうか。

結果としてアナゴ仕掛けのほうはどの距離どの方向に投げても何もかかることなく、干潮が近い21時過ぎくらいからはエサ取りさえもいなくなってしまった。

一方のウキ五目釣りのほうはというと、こちらも大変渋かった・・・アジがかかったため、夜の大きめアジでも釣れないものかと思っていたがアジが掛かったのはこれ一度きり。

次にかかったのが結構いいサイズのカサゴだった。本日のウキをちゃんと沈める力を持っていたのはこの子だけだった。

その後は小さなセイゴがちょこちょこ釣れた程度で、21時以降はウキについても完全無反応となってしまった。とりあえず晩御飯のおかずは釣れたので無反応になって少しして撤収となった。

その日暮らしのおかずハンター的である私としても、さすがに釣果は微妙だった。しかし釣り中妙に後ろに人が居るなと思っていたところ、遠くで花火が見える日だったようだ。あまりアタリがない中の暇つぶしとして花火が眺められたのは運が良かった。

さすがにちょっと遠くて小さかったが、最近では花火を見に行くこともめっきりなくなったので、たまにはこういうのもありか、と思うようなのんびり釣行となった。

帰宅後、カサゴの色がなんだかドス黒かったのでちょっと心配になって調べてみたら、食べるものや生息環境によってそういう個体もいる様子。浅瀬にいると黒いらしい、日焼けってことなんだろうか。アジもまとめて唐揚げとなりました。

大野漁港での釣りは、今のところ人気に対して釣果が良い印象はない。足場が良くてそこそこ近くに釣り具屋があって、海岸沿いにトイレがあるというのが人気の理由なのかもしれない。と言いつつ私も自宅から近くて手軽なのでちょくちょく行ってしまうのだが。