2023/11/03 曾爾高原
奈良県にあります曾爾高原へ日帰りでススキ鑑賞へ行ってきたので記録。
当日は朝8:30くらいに名古屋発、10時頃に名張を経由してバスで曾爾高原ファームガーデン前(バス停のあるところ)へ。だいたい11時半くらいに現着だったので、そこそこ時間がかかる。曾爾高原用の列車＆バス乗車券のセット品を購入しているため、公共交通機関でこれ以上早くは着かないだろう。
自家用車で行く場合は、もっともっと早い時間に到着するように動くのがオススメだ。なんせ12時前時点で駐車場が満杯のようで、道で車が結構な数並んで待っている惨状だったからだ。ちなみに我々が撤収する15時半前後だと、お昼頃よりさらに悪化しておりずっと駐車待ちの車が道にズラリだった。
ファームガーデンには軽食(外で売ってる)、レストラン、お米の館？(パンとか売ってるみたい)などがあり、到着時間を考えても一旦お昼ご飯としたいところだったが、まぁ想像通りレストラン激混みだった。外の軽食で済ませる。一応名物的な豚汁とこんにゃくがあったのでそれを注文、こんにゃくは味が良く染みていてうまい。
食事を終えたらススキ野へ向かう。バス停のあるファームガーデンからハイキングコースを登った先にあるのだが、このコースが割と急角度でちょっとハイキングと呼ぶには無理があるくらいにはしんどい。ゼイゼイしながらなんとか踏破した。
このハイキング？コース相当の道は車で登ることもできて、たぶん車を降りたら即ススキ野の位置まではいけると思われる。ただしここもススキ野にある駐車スペースがいっぱいになるようで、こちらはファームガーデンの比ではない長さの渋滞ができていた。一言でいえば地獄。3連休初日だからなのか、シーズンはこんなものなのかは不明・・・
よりによってこの日から数日の間、11月とはなんぞやというほどに暑い日が続くタイミングだったようで、ススキ野に到着する頃には汗だくだった。
帰りに気づいたが、曾爾高原青少年自然の家なる施設内に売店や自販機があるので、必要ならここで水分を入手しておくと良いだろう。ススキ野散策自体も一部はそこそこの登山である。
さてメインのススキだが、予定通り綺麗に実っていた。散策コース途中でももちろん美しい景色はあるのだが、やはり上から眺めるのが一番よさそうだ。
ほぼ平らなススキ野、少し山道を登った先、そして完全に登山した先(頂上付近)と行けるところに合わせて鑑賞できるので、お年寄りでも女性でも比較的安心だろう。頂上付近までの道はちょいときついところもある。
ススキ野のライトアップによる夜景もあるようで、ちょっと見てみたいところだったが、日暮れ以降しかライトアップしない模様。夜景狙いの場合は車で来るしかなさそうだ。とはいえ朝一から来て夜までずっと居るほどの鑑賞ポイントはないかもしれない。我々が購入したセット券では、帰りの時間的に観光時間は3時間ちょっとだったが、おおよそ見るところは周りきった感はある。
かといって遅く来ると駐車場待ちなので、平日に車で来るのが最も正解なのかもしれない。
ススキ野散策後、帰り道については整備された下り坂なので行のようにきついということはなかった。行きで体力使い果たしても安心である。
ファームガーデンの隣に温泉があるのでもちろん入っていく。汗だくになったのである意味ちょうどよかった。まぁ当然考えることは同じなので、激混みだったが。
ここはハンドタオルは持ち帰り用、バスタオルは貸し出しタイプ、入場料と合わせて1000円ちょいくらい。洗い場があまり多くなくて混み混みだったが、湯舟自体はそこそこスペースがありイモ洗い状態ではなかった。
温泉上がって中の施設で食事をいただく、味は可もなく不可もなく。高原ビールもいただく、麦の味が強く炭酸は弱めの味わい型ビールの様子。
ここまで特に急いだりはしていないが特別ゆっくりした印象もない、食事を終えて出るとちょうど帰りのバスの時間が差し迫っている状況だった。さすがに観光業界のプロによる時間配分だなと感心しつつ帰りのバスへ乗り込む。本音を言えばあと30分ほしい気もする。
名張駅着が16時過ぎくらいでまだ時間がある、ということでB級グルメ探しの旅に出ることになった。牛汁というもので、謎の牛汁協会なるものまである、堂々のB級グルメらしい。
牛汁膳 みたいなしっかりしているものもあるようだが、もっと軽い感じで食べたかったのもあって、牛汁も提供しているたこ焼き屋へ向かうことになった。
適当に購入して貪る。たこ焼きは薄味ふわとろ系、西のほうのたこ焼きだなっというやつだ。さて牛汁だが、汁が結構ねっとりとしていて、感触としては葛湯などをイメージしてもらえば分かるかもしれない。味は思ったより牛肉感が強い。牛肉自体はそんなに入っていないようだが牛出汁をよーく取っているのだろう。
そんなにお腹にたまる感じではないので、旅の途中にちょっといただくのは悪くないが、いかんせん汁物で熱いので食べ歩きという感じにはしにくい。珍しい食べ物ではあると思うので、名張に立ち寄った際には一度食べてみても良いだろう。
特急料金含めて往復移動費が8千円行かないくらいなのでお手軽旅行と言える。秋のちょっとしたお出かけに良いが、まぁ混むのでできれば示し合わせて有給など使って行くほうがオススメかもしれない。
少し余分に遊んで18時半頃に名張発、名古屋着が20時くらいで、時間的にも楽だと思う。ハイキングコースが思ったよりきついことだけ注意されたし。今回はここまで。
